スパークプラグ交換

目次

このページではRX-7FD3Sのスパークプラグの交換方法をまとめています。


用意するもの

  • 新しいスパークプラグ
  • プラグソケット20.8
  • 首回りラチェットレンチ

 ラチェットレンチは「首回り」「できるだけ短い」のがオススメです。作業スペースが狭いので!
 ↓はあると良い物です。

  • ボディの養生
  • 作業手袋
  • 焼き付き防止剤

【参考動画】

この動画を見ると作業の流れが具体的にわかるのでオススメです!


交換方法

1.上からでもOK

参考動画では下からプラグ交換してますが、上からでも交換できます。ジャッキアップしてスタンドに載せるの大変なので、上からがオススメ。

2.感電・ショートの防止

初めに、感電・ショートを防止する為に、バッテリーのマイナス端子を外しましょう。

3.プラグコード外し

プラグコードをプラグから取り外します。コードが断線しないように掴む所に注意します。黒いバナナみたいな「インテークパイプ」が邪魔になるなら外しましょう。管理人が初めて作業した時は、手元が見やすくなるので、念の為に黒バナナを外しました。

4.プラグ外し

プラグソケットを使ってプラグを取り外します。回し始めは長いレンチ使った方が良いかもしれません。焼き付きや締めすぎで、強い力が必要になるかもしれないので。

5.プラグ付け

 新しいプラグを取り付けましょう。エンジンにプラグのガスケットが接触するまで締める。そこから3分の2回転締める。上がTでしたがL。管理人はプラグが焼き付いて外れにくくなるのが嫌なので、焼き付き防止剤をプラグのネジ山に塗ります。

6.プラグコード付け

プラグコードをプラグに取り付ける。間違えないように注意する。ちゃんとハマると、カチッって音がします。プラグのコードを付ける側の先端は、球体っぽくなってますよね?その球体がコード側の金具にハマる仕組みになっています。

7.電源を復元する

バッテリーのマイナス端子を戻して、電源を復元します。


8.プラグの参考文献

FD3Sのプラグに関して、勉強になる記事があったのでリンクを貼っておきます。

Screenshot of www.sanai-d.com
Screenshot of recharge.jp

冷却水交換 RX-7FD3SのDIY

【目次】

【準備するもの】

  • ウマカケに必要なもの(ジャッキスタンド)
  • 作業手袋
  • ジョウゴみたいな道具(最初の画像の黄色いやつ)
  • 10mmソケットレンチ
  • 14mmソケットレンチ
  • ソケットレンチハンドル
  • ソケットレンチエクステンション
  • プラスドライバー
  • 新品ラジエータードレインコック
  • エンジンドレインボルトとガスケット(無くてもOK)
写真には使わない工具が写っていたり、使う工具が写っていなかったりしています。

【やり方・手順】

1.ジャッキスタンドに乗せる

ジャッキスタンドに乗せる方法

2.フロントのアンダーパネルを外す

2はやらなくてもOK。
 アンダーパネルは、15箇所くらいの10mmボルトやスナップで止められています。ソケットレンチのエクステンションが必要になります。

3.ラジエーター側から冷却水を抜く

〇ラジエーターキャップは2個とも閉めたまま。
〇バケツなどを排出口の下にセット。5L くらいの冷却水が出てきます。プラスのドライバーでラジエーターのドレインコックを開けます。この時点では冷却水はほとんど出てきません。
<ポイント>トレインコックは再利用すると漏れる可能性があるので新品を使うのがおすすめ。こちら側のドレインコックは樹脂製。
〇ドレインを開け、バケツの位置を調節したら、ラジエーターキャップを開ける。すると勢いよくドレインから冷却水が排出される。
〇 抜けたらドレインコックをしっかり取り付ける。

4.エンジン側から冷却水を抜く

4はやらなくてもOK。
  冷却水はエンジンブロックからも抜くことが出来ます。14mmのソケットレンチとエクステンションでドレインコックを外せます。ラジエーター側から排出後だと1.5Lくらい排出されます。

こちらのドレインコックは金属製でガスケットも金属製。

5.リザーブタンクから冷却水を抜く

5 はやらなくてもOK。
 リザーブタンクを取り外したり、器具を使えば、リザーブタンクからも冷却水を抜けます。冷間時は最大1Lくらい抜ける。

6.ジャッキダウン

もう下に潜ってする作業は終わったので、FDをスタンドから降ろします。<裏技>LLC水路の構造上、フロントだけジャッキアップしておくと、空気が水路に残りにくくなります。でも、スロットルバルブのLLCホースを抜いて注水するなら必要ないです。

7.冷却水を注水

<裏技>スロットルバルブの冷却水ホースを外す。これをすると冷却水の入りがよくなりエア抜きもほとんど必要なくなります。
〇注水口にジョウゴをセット。
〇ラジエーターキャップは2か所とも開けておく。
〇LLCを注水。エアセパレータタンクが満タンになったら、注水を中止し、ラジエーターキャップを閉める。
〇スロバブのホースから冷却水が出てきたらスロバブのホースを繋ぐ。ジョウゴの水位をスロバブより高くしないとスロバブから冷却水は出てこない) 。

8.エア抜き

〇ジョウゴの水位が上がるので溢れないように減らしておく、減る場合もあるので少なすぎてもダメ。
〇ジョウゴをセットしたままエンジンをアイドリングさせる

〇エンジンがかかればウォーターポンプが回り冷却水が循環する。水路内の空気がジョウゴの近くを通る時に抜ける。

〇サーモスタッドが開いてからしばらくの間エンジンを回し、冷却水を循環させる(サーモが開かないとラジエーターの中の冷却水が循環しない)純正のサーモが全開になるのは95度なので、純正の温度計が真横を指すまでアイドリングさせる。クーラントが沸騰するので火傷に注意。8.の初めからここまでが1回のエア抜き。

〇エンジンを止め冷却水が冷えるまで待つ。冷えた時、エンジンをかける前より冷却水が減っていたら再度エア抜き。冷えた時に冷却水が減らなくなるまで繰り返す。

<裏技3>スロバブのホースとパイプを延長しジョウゴの中で固定してエンジンをアイドリングさせると1回でエア抜きが終わります。ジョウゴ内の冷却水は勢いよく吸い込まれ、延長したホースから勢いよく冷却水が出て、冷却水が循環します。延長したホースから冷却水が出る際に水路内の空気が抜けます。


【クーラントの処分】

クーラントは有害物質なので、飲んだり、飲ませたり、下水に流したりしないで下さい。管理人は近所のガソリンスタンドに引き取ってもらっていますが、引き取ってくれるスタンド少なくて困っています。。


【注意点まとめ】

クーラント交換で注意することまとめておきます。

  • ラジエーターのドレインコックは新品に交換する
  • 火傷しないようにクーラントが冷えてる時に抜く
  • クーラントは有害物質=飲んだり下水に流したりしない

【参考動画】

FD3SのDIY エンジンオイル交換

目次

◆エンジンオイル交換 下抜き編
◆エンジンオイル交換 上抜き編(オススメ)
◆エンジンオイルフィルター交換
◆ 必要工具紹介

※エンジンオイルレベルゲージのFとLの間の油量は約1.7L(整備書より)

エンジンオイル交換 下抜き編

RX-7FD3SのエンジンオイルをDIYで交換する方法を紹介します。
この章では、下からエンジンオイルを抜く方法です。

◆必要な物

・新しいエンジンオイル3.2L
・オイルジョッキ(オイルを注げればなんでもOK)
・廃油を受け止める容器
・レンチ19mm
・ドレインプラグのガスケット
・ウエス
・廃油ポイ
ドレインプラグのガスケットはカー用品店で「マツダ用」と書かれた物を購入すればOKです。ガスケットは再利用すると漏れるので、新品を使って下さい。
先日、このガスケットをカー用品店に買いに行ったら売っていなくて、店員さんに聞いたら無料でくれました!ありがたい♪

【作業工程】

▽エンジンオイルが冷えている時に作業する

EGオイルは100℃以上の高温になります。冷えている時でないとやけどします。

▽FDをジャッキスタンドに乗せる

ジャッキアップの方法はこちら

ジャッキスタンドの使い方はこちら

▽廃油を受け止める容器をオイルパンの下にセット

▽19mmのレンチでドレインプラグを外す

オイルキャップを閉め・レベルゲージがちゃんと刺していると、いきなりオイルが出てなくていいです。
オイルキャップが閉まっているといつまでも少量しかオイルが出てきません。

▽ドレインプラグを再装着

新しいガスケットにして再装着。

装着後、プラグ周辺を綺麗にしておくと、漏れてないかの判断が容易になります。

▽新しいオイルを入れる

オイルキャップを開け、新しいオイルを入れます。

▽参考動画

エンジンオイル交換 上抜き編

RX-7FD3SのエンジンオイルをDIYで交換する方法を紹介します。
今回は上からエンジンオイルを抜く方法です。
上抜きは専用の道具が必要ですが、ジャッキアップしなくていいのでラクです。

◆必要な物

・新しいエンジンオイル3L以上
・オイルジョッキ(オイルを注げればなんでもOK)
・オイルチェンジャー
・ウエス
・廃油ポイ

【作業工程】

▽エンジンオイルが熱くない時に作業する

オイルチェンジャーが痛まない程度に冷ませば大丈夫です。下抜きと違い、オイルは直接手に触れないので、火傷の心配はありません。

▽FDのレベルゲージを外す

▽エンジンオイルを吸い出す

オイルチェンジャーのドレインチューブをレベルゲージに差し込むみ、エンジンオイルを吸い出す。

▽オイルチェンジャーを片付ける

オイルチェンジャーのドレインチューブを抜き、レベルゲージを刺す。

▽新しいオイルを入れる

オイルキャップを開け、抜けたオイル分だけ、新しいオイルを入れます。

◆参考動画

FD3Sではありませんが参考になります!

エンジンオイルフィルター交換

RX-7FD3SのエンジンオイルフィルターをDIYで交換する方法を紹介します。

▽参考動画

◆必要な物

・新品のエンジンオイルフィルター
・フィルタレンチ
・エンジンオイル
・ウエス

FD3Sのエンジンオイルフィルタの外形は65mmと68mmの二種類あります。
どちらにも対応できるようにするのが良いと思います。

【作業工程】

▽エンジンが冷えている状態で作業開始

▽エンジンオイルフィルターを取り外す

エンジンオイルフィルターをフィルタレンチで取り外す。

▽フィルタ取付面を清掃

▽Oリングにエンジンオイルを塗る

新品のオイルフィルタのOリングにエンジンオイルを塗る。

▽オイルフィルタ装着

オイルフィルタのOリングが軽く接触するまで、手でねじ込む。そこから約1回転ほどねじ込みます。

▽オイル漏れ確認

エンジンを始動して、取り付け部からオイル漏れが無いか確認する。

▽必要があれば補充

オイル量を確認し、足りない分を補充する。

【エンジンオイル紹介】

雨宮・ナイトスポーツ・Rマジック・マツダRE1は柔らかい化学合成のオイルです。その他多くのRE専用オイルも化学合成油で、どれも似たような特性だと思います。
変わっているのは、サンアイワークスのオイル。RE専用では珍しい鉱物油です。なんでも、鉱物油の方が冷却性能が高いらしいです。しかし、硬いオイルだとオイルジェットから狙い通りのオイル散布が出来きないのでは?(REエンジンはオイルを燃焼室に噴射する装置がついている)
純正のオイルは10w-30の鉱物油らしいので、街乗りだけならそれが1番と言う意見もります。


RE雨宮のオイル
公式サイトに詳しい説明がない。。オイルのコンセプトやこだわりが分からない。

ナイトスポーツのオイル
リンク先に詳しいオイルのコンセプトやこだわりが書いてあります。

Rマジックのオイル
リンク先に詳しいオイルのコンセプトやこだわりが書いてあります。


マツダが出しているRX-7専用オイル

サンアイワークス
鉱物油15w-50
リンク先に詳しいオイルのコンセプトやこだわりが沢山書いてあります!

必要工具紹介

この工具はセットで買うより単品でそろえる方がオススメ。セットで買うと無駄な物ばかり増えます。。