【準備するもの】
- ウマカケに必要なもの(ジャッキスタンド)
- 作業手袋
- ジョウゴみたいな道具(最初の画像の黄色いやつ)
- 10mmソケットレンチ
- 14mmソケットレンチ
- ソケットレンチハンドル
- ソケットレンチエクステンション
- プラスドライバー
- 新品ラジエータードレインコック
- エンジンドレインボルトとガスケット(無くてもOK)
【やり方・手順】
1.ジャッキスタンドに乗せる
2.フロントのアンダーパネルを外す
2はやらなくてもOK。
アンダーパネルは、15箇所くらいの10mmボルトやスナップで止められています。ソケットレンチのエクステンションが必要になります。
3.ラジエーター側から冷却水を抜く
〇ラジエーターキャップは2個とも閉めたまま。
〇バケツなどを排出口の下にセット。5L くらいの冷却水が出てきます。プラスのドライバーでラジエーターのドレインコックを開けます。この時点では冷却水はほとんど出てきません。
<ポイント>トレインコックは再利用すると漏れる可能性があるので新品を使うのがおすすめ。こちら側のドレインコックは樹脂製。
〇ドレインを開け、バケツの位置を調節したら、ラジエーターキャップを開ける。すると勢いよくドレインから冷却水が排出される。
〇 抜けたらドレインコックをしっかり取り付ける。
4.エンジン側から冷却水を抜く
4はやらなくてもOK。
冷却水はエンジンブロックからも抜くことが出来ます。14mmのソケットレンチとエクステンションでドレインコックを外せます。ラジエーター側から排出後だと1.5Lくらい排出されます。
こちらのドレインコックは金属製でガスケットも金属製。
5.リザーブタンクから冷却水を抜く
5 はやらなくてもOK。
リザーブタンクを取り外したり、器具を使えば、リザーブタンクからも冷却水を抜けます。冷間時は最大1Lくらい抜ける。
6.ジャッキダウン
もう下に潜ってする作業は終わったので、FDをスタンドから降ろします。<裏技>LLC水路の構造上、フロントだけジャッキアップしておくと、空気が水路に残りにくくなります。でも、スロットルバルブのLLCホースを抜いて注水するなら必要ないです。
7.冷却水を注水
<裏技>スロットルバルブの冷却水ホースを外す。これをすると冷却水の入りがよくなりエア抜きもほとんど必要なくなります。
〇注水口にジョウゴをセット。
〇ラジエーターキャップは2か所とも開けておく。
〇LLCを注水。エアセパレータタンクが満タンになったら、注水を中止し、ラジエーターキャップを閉める。
〇スロバブのホースから冷却水が出てきたらスロバブのホースを繋ぐ。ジョウゴの水位をスロバブより高くしないとスロバブから冷却水は出てこない) 。
8.エア抜き
〇ジョウゴの水位が上がるので溢れないように減らしておく、減る場合もあるので少なすぎてもダメ。
〇ジョウゴをセットしたままエンジンをアイドリングさせる
〇エンジンがかかればウォーターポンプが回り冷却水が循環する。水路内の空気がジョウゴの近くを通る時に抜ける。
〇サーモスタッドが開いてからしばらくの間エンジンを回し、冷却水を循環させる(サーモが開かないとラジエーターの中の冷却水が循環しない)純正のサーモが全開になるのは95度なので、純正の温度計が真横を指すまでアイドリングさせる。クーラントが沸騰するので火傷に注意。8.の初めからここまでが1回のエア抜き。
〇エンジンを止め冷却水が冷えるまで待つ。冷えた時、エンジンをかける前より冷却水が減っていたら再度エア抜き。冷えた時に冷却水が減らなくなるまで繰り返す。
<裏技3>スロバブのホースとパイプを延長しジョウゴの中で固定してエンジンをアイドリングさせると1回でエア抜きが終わります。ジョウゴ内の冷却水は勢いよく吸い込まれ、延長したホースから勢いよく冷却水が出て、冷却水が循環します。延長したホースから冷却水が出る際に水路内の空気が抜けます。
【クーラントの処分】
クーラントは有害物質なので、飲んだり、飲ませたり、下水に流したりしないで下さい。管理人は近所のガソリンスタンドに引き取ってもらっていますが、引き取ってくれるスタンド少なくて困っています。。
【注意点まとめ】
クーラント交換で注意することまとめておきます。
- ラジエーターのドレインコックは新品に交換する
- 火傷しないようにクーラントが冷えてる時に抜く
- クーラントは有害物質=飲んだり下水に流したりしない
コメント
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